2011年 11月 7日

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1時半くらいに出発。今日の、そしてこの帰省でいちばんの難所であろう箱根越えをはじめる。登山鉄道では湯本あたりまでしか行ったことがなく、湯本がこんなに近くにあると知らなかった。箱根駅伝だって、正月になんとなくテレビに映っているだけ、ときどき目にするけれども、最初から最後までちゃんと見たことがあるわけでもなかった。湯本がこんなに近いのなら案外たいしたことがないんじゃないかと思ったけれど……当然甘い。甘すぎるわ!!!!

実際ここから宮ノ下までが精神的にはいちばん辛かった気がする。山のなかの九十九折りを、もう乗ってなんていられないと、8割がた押して歩いた。バスが横を通る。立ち止まってニヤけた視線を送ってみたりしたけれど何にもならない。しんどい。死にたい。死ぬ。と思いながら宮ノ下に着いたのが13時半。正直どこに最高地点があるのかよく知らなくて、もうこのへんだろう、いやあ、よくがんばった、これはキツかったなあと思ったのだけれど……当然甘い。甘すぎるわ!!!小涌谷を越えて(宮ノ下から小涌谷あたりまでは人の気配が濃くていささか楽だった)ふたたび何にもない道を上っていく。もちろん押して。たまに乗ってもすぐヘタれる。あのカーブをこえたら最高地点(看板があるらしいというのは知っていた)だろう……ない……あのカーブをこえたら……ない……というのを繰り返し、けっきょく最高地点に着いのは15時過ぎ。よくわからん笑いが漏れる。「874mて!アホか!アホやな!アホだ!!ゲラゲラゲラ!!!」気違いみたいだった。一人でよかった。

そこからいっきに下り。あれだけしんどい思いをした後だから爽快感が半端ではない……が、それもあまり長くは続かず芦ノ湖畔に到着。ここでちょっと団子でも食おうと休憩をとる。標高のせいもあるし、漕がずに風を切って進んできただけっつうのもあるし、時期が時期だからやや日も傾むいてきつつこともあって、やや寒い。30分ほど休憩するも、おい、ここからまた上るなんて聞いてねえぞ。結果的にたいした上りではなかったのだけど(と言いつつしっかり押して上ったんだけど!!!!!!)、もう下りしかないんだろうと思い込んでいただけに精神的ダメージはなかなかのものだった。そして「箱根峠」の交差点。いつの間にか16時もずいぶん過ぎてた。

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